日本の教育界で今、壮大な地殻変動が起こりつつあります。「2018年までに国際バカロレア認定校を200校に増やす」―これは昨年6月、アベノミクス第三の矢として閣議決定された、日本再興戦略で掲げられた目標です。「国際バカロレア」と聞くと馴染みがなかったり、インターナショナルスクールの授業を想像したり、自分には関係ないものと考えてしまう方も多いのではないでしょうか。しかしこれこそが日本の教育界、そして社会をも根幹から変えてしまう一手となり得るのです。
国際バカロレアの教育プログラムは、これまでの日本の教育とは大きく異なっています。知識を詰め込む教育ではなく、探究力・思考力・論理力・プレゼンテーション力養成に重きをおいた、課題解決型の授業を採用しており、カリキュラムを修了し試験に合格すると、世界の多くの大学に入学資格として認められます。この教育プログラムを日本に適した形で採用することが、真のグローバル人材の育成にも繋がってくるのです。
国際バカロレアの導入によって、授業だけでなく、先生と生徒の在り方、さらに学習の概念さえも変わります。この変化が社会にどのような影響を与えるのか、日本における国際バカロレア第一人者、大迫弘和氏を迎え真剣対談をお届けします。
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従来型の教育では得られない強み | ![]() |
社会全体を巻き込む教育改革 | ![]() |
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