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「多くの論理本がそれほどの効果を上げないのは、いくらパズルやクイズを解いたところで、日本語の使い方が変わるわけではないからだ」と出口先生はおっしゃいます。
つまり、生涯にわたって使う「日本語の使い方」そのものを変えてこそ、初めて頭の使い方が変わるのです。
本書には、日本の名文がぎっしりと詰まっています。名文を楽しみながら、日本語の使い方や頭の使い方が変わり、気が付いたときには論理力が鍛えられていることでしょう!
【本書の紹介】
本書では、1問3分程度で楽しく解けて、論理力がみるみる鍛えられる100問を厳選!!
問題
傍線部に対して、筆者の立場は肯定か、否定か。そして、それはどの言葉から判断できるのか答えなさい。
狂気の主人公が登場する映画で、主人公が髪を振り乱し、血走った目で殺戮するシーンがあるのですが、 観客に何とも言えない不快感を与える名シーンです。
答
肯定・名シーン
【こんな方にオススメです】
□「何を伝えたいのかよくわからない」と言われたことがある人
□メールを書いていると、ついつい文章が長くなってしまう人
□「結局、こういうこと?」と相手にうまく要約されて落ち込んだ経験のある人
□移動時間を利用しながらゲーム感覚で論理力を鍛えたい人
□「論理力は才能だ!」と思いこんでいる人
【本書の内容】
ステップ1 主観を排することが論理トレーニングの第一歩!
ステップ2 接続語と指示語の規則をマスターしよう!
ステップ3 文章と文章の間の論理関係を読み取ろう!
ステップ4 論理を意識するだけで、答えがどんどん見えてくる!
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「編集者のつぶやき」 |
PHP研究所 中村悠志 |
「あれ!? わ、わからない……」
出口先生からはじめて原稿をいただいたときに、最初の1問目を解いたときの正直な感想です。すかさず、「問題の答え」をチラ見してしまったことを思い出します。そもそも、こんなレベルで編集者をやっていていいものかと、少々落ち込みました(笑)
しかし、問題に対応した「ここが間違いやすい!」と「解説」を読むと、これがなんともわかりやい説明で、「なるほど!」と思わず膝を打ちました。
恐る恐る、問題を解き進めていくと、次第にスラスラと答えが出るようになってきました。しかも、それが当たっているのです!
「これが出口先生の論理エンジンの魔法か!」とその威力を身をもって体感することができました。
長年、「論理的思考はとにかく難しい!」「自分には到底身に付きそうにない……」と思っていました。でも、それが勘違いだったということに、本書を担当して気が付きました。
本書のいいところは、持ち運びが簡単な文庫サイズで、どの問題からでもゲーム感覚で楽しく解けるところです。みなさんもぜひ、ちょっとしたスキマ時間に問題を解き、論理力を鍛えてください!
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