HOME> BOOKS >センター現代文で分析力を鍛える

|
|
真実を見抜くための分析力は、「センター現代文」で育まれる!
センター現代文は、あらゆる教養が詰まった“知恵の宝箱”!
「センター試験はマークシート方式だから簡単」
「難関大学よりレベルは低い」
「小説問題は作家の気持ちを理解できなきゃ解けない」
……いえいえ、とんでもない!
50万人以上が受験する国内最大規模の試験、そんなにぬるいわけがありません。
出題者が考えに考え抜いて選択した珠玉の入試問題を、出口先生の解説で堪能してください!
【本書を読んで身につく力】
☆思い込みにとらわれない「客観的な分析力」
☆文学、政治、経済、哲学、芸術… 幅広い分野の「教養」
センター試験に悪問なし!
「主観」を排した「分析思考」が手に入る、カリスマ講師の名講義が堂々開幕。
<本書の内容>
■第1部 小説
第1章 夏目漱石・森鷗外の文学的世界
- 漱石の「人間」を見る視線の深さ
- 鷗外の歴史小説のエッセンス
第2章 近代文学から現代文学へ
- 天才太宰治の自伝的作品
- 現実と幻想が入り混じった耽美な世界
第3章 現代文学はどこへ向かうのか
- 父子無理心中を描いた問題作
- ネットで話題騒然、女子たちの青春
Column センター試験のこれから
■第2部 評論
第1章 現代社会を理解するための鍵
- 「子どもの遊び」から現代社会を読み解く
- 人間は「社会の中心」ではない?
第2章 言語によって世界を再構築せよ
- 「ことば」が作り出す宇宙
- 言語は「あいまい」だからよい
第3章 文化・芸術への新しい理解
- 「芸術がわかるロボット」は可能か?
- なぜ女は鬼になるのか
Column センター試験の問題は、難関大学と比べて簡単なのか
|
|
「編集者のつぶやき」 |
大和書房 林陽一 |
全国の読者の方から、大反響をいただいた『東大現代文で思考力を鍛える』から約半年。待望のシリーズ続編は『センター現代文で分析力を鍛える』です!
「作者が、自分の文章が出題された問題を解こうとしたら不正解だった」なんて話は、よく耳にされるかと思います。私もそんなエピソードを聞くたびに、「小説って受験で読むようなものじゃないよね」と感じておりました。
ですが、そんな考えを出口先生は「“作者でも解けない”のではなく“作者だから解けない”のです」と一刀両断されます!
小説は、読者が“思い込み”や“主観”で読んでしまいがちなもの。その“思い込み”をそぎ落とし、出題者の意図を探り、文中のヒントを探すために必要なものこそが、「分析力」なのです。そしてこれは、受験だけのテクニックではなく、現代社会を騙されずに生き抜くための必須の力なのです。
選りすぐりの珠玉の文章を読んで教養を身につけつつ、出口先生の快刀乱麻の解説で、分析力を鍛え上げてください!
|
|
|