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決意!

2013.03.31

出口といえば、どうしても予備校講師とか、現代文の受験参考書といったイメージが強いと思います。

 実は、もう長年予備校の講義を行っていません。今は、過去の講義の映像が流れているだけで、生身の僕は様々な活動を行っているのです。

 予備校講師は僕の原点であり、それを否定するつもりは毛頭ありません。ただ実際に講義を行っていないのに、今の職業を予備校講師と規定されるのも実態とは異なるし、予備校講師あるいは受験現代文というと、僕の活動が受験学年に限定されてしまいます。

 今、僕が携わっているのは、教育そのものに関してなのです。小学一年生から大学生、社会人に至るまで、教育のあり方そのものを変えていきたい、そう願っています。

 実際、僕の論理の本は韓国などで翻訳が決まっています。そこで、僕は近い将来、日本だけでなく、多くの国々の教育にも関わっていきたいと思っています。

 日本の政治が三流なのも、教育に問題があるからです。国際社会において、隣国との感情的なもつれが生じるのも、教育と無関係ではありません。

 ただし、僕にできることなど限られています。でも、僕にしかできないこともあるのです。僕は僕にできること、僕にしかできないことを一つ一つ確実に、残りの人生をかけて形にしていこうと思います。

 

 予備校という世界から一歩離れて、現代文という教科に関わったときに、今まで見えていなかったものが見えるようになってきました。遠くまで見通せるような感覚です。

 今、中学・高校の教育を「論理エンジン」によって変革していく活動が中心となっていますが、小学館から小学生用の論理エンジンJrの刊行、社会人のための様々な書籍の刊行、そして、広島女学院大学客員教授としての活動など、論理をもっと広い視野に立って眺め直したとき、僕自身の現代文の教え方もさらに変わっていきました。

 現在、大学受験用の参考書、問題集を数多く出して来ましたが、今の僕の教え方を紙上で再現したくなりました。すでに予備校では教えていないので、多くの受験生はわたしの過去の講義、過去の参考書・問題集でしか学習ができないのです。

 僕は今の講義を多くの人たちに届けたいのです。

 

 今回刊行した「好きになる現代文」は、受験生に対する、僕からの最後の置き土産です。それだけに、今までの僕の本をはるかに超える、最高なものに仕上げようと思いました。まさに「出口の現代文」の決定版です。

 そして、この本は僕の新たな出発でもあるのです。

 なぜなら、この受験現代文の参考書こそ、これから僕が本格的に参入しようとする大人のための国語学習にとって最適なものだからです。

 「好きになる現代文」は、まさに大人にこそ読んでもらいたい本です。

 文章を読む醍醐味、社会を様々な角度から認識する面白さ、新しい発見と知的興奮、そして、何よりも考えるためのヒントが起爆剤のごとくあちこちに埋められています。

 このシリーズから、僕の本格的な攻勢が始まるのです。

 ぜひ期待してください。


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